当団体は1996年4月に関西在住の土木技術者により構想され、シニア技術者の土木分野での社会貢献を目指して継続的に活動してきた。その後、創設期メンバーの高齢化が進んだことから新たなメンバーを招集するとともに、2016年度からは土木学会関西支部の支援を受けて活動している。
 具体的な活動としては、年一回の総会・ワークショップとともに2カ月に一回程度の定例会を開催しメンバー相互の情報共有、意見交換を図っている。また、メンバーの自主的提案により以下のような活動を展開している。

  • 「浪速の名橋50選」の調査・広報を実施している。また、それらの成果を活用した行事として、大学生・高校生との橋めぐり、関西支部「ぶら・土木」やOsaka Metro「ぶらりウォーク」への協力等を実施している。さらに、大阪府内の浪速の名橋50選追加調査や関西の土木遺産の調査・広報活動も実施している。
  • 自治体等の支援活動として、神戸市「土木の学校」への支援、西宮市若手職員研修や近畿地方整備局「スペシャリスト技術会議」への講師派遣、地盤工学会関西支部主催セミナーへの協力なども行っている。

 なお、活動内容の詳細は以下の資料を参照されたい。
「シビル・ベテランズ&ボランティアズ」活動状況(4),土木学会関西支部年次学術講演会概要集,2020年5月

追補橋梁調査と土木遺産巡りを兼ねた見学会スナップ